今日は、ぜんぶを手放して。
なにもかもを、一旦停止。
眠ることに全力を使う。
洗いたてのシーツ。
ふかふかのふとん。
そして、お気に入りのタオル。
小さいころ、お気に入りのタオルがないと眠れなかった。
タオルの端っこをぎゅっと握りしめて、目をとじる。
細く細く息を吐き、ゆっくりと夜にとける自分を想像する。
タオルがどこかほっとする安心感を運んでくれるのは、
遠いむかし、やさしくくるまれた記憶があるからかもしれません。
ボリュームのある柔らかいタオルに、しっかりと包まれて。
きょうは、ゆっくり…
おやすみなさい。